家づくりにおいて、1度は見かけたり検討するのがエコカラットではないでしょうか。
オシャレなタイルのように見え、なおかつ機能性も備わっているということから、リビングや玄関などに採用される方も多いでしょう。
この記事では、実際にエコカラットを採用した我が家があらためて考える、エコカラットのメリット・デメリットと率直な感想をご紹介します。
最後までどうぞご覧ください。
エコカラットとは?
エコカラットとは、LIXILの「内装壁機能建材」と呼ばれるものです。
上質なデザインであると同時に、調湿作用や有害物質を軽減するという機能を持ち合わせたものであり、家づくりにおいて採用する方が多い建材です。
LIXILのホームページはこちら。詳しくはこちらをご覧くださいね。
エコカラットのメリットは?
エコカラットのメリット、なんだろうね?
高級感があり、おしゃれに見える
エコカラットは、約38種類と様々な種類があるため、その家の雰囲気に合ったものや好みのものを見つけやすいでしょう。
クロスだけではなく、どこか壁一面にエコカラットを採用することで、一気に高級感溢れる空間にすることができます。
調湿作用がある
デザイン面だけではなく、様々な機能が備わっているのがエコカラットのメリットではないでしょうか。
例えば調湿作用。どうしても日本は夏の湿度が高く、ジメジメしやすくなります。
また、お風呂近くの脱衣所やクローゼットなど、湿度が気になりやすい場所もあるでしょう。
そして、冬場は乾燥しやすくなります。
湿度の変化は、特に木造住宅にとっては悪い影響もあります。
調湿作用があることは、日本の住宅にとって特に嬉しいことではないでしょうか。
脱臭作用がある
脱臭作用もまた、住まいにとって嬉しいですよね。
玄関やトイレなど、においが気になりやすい場所もあります。
有害物質軽減作用がある
体の小さな子どもは大人よりも有害物質の影響を受けやすいと言われています。
空気環境が悪いことにより、体の不調やアレルギーを生じやすくなってしまいます。
エコカラットはホルムアルデヒド等の有害物質に吸着し、低減する作用があると言われています。
目で見えないものだからこそ、子どもがいる家庭にとっては非常に嬉しいですよね。
トイレや玄関などにおいが気になりやすい場所に採用する家もあるかもしれません。
水拭きもできる
いくら機能性が備わった建材といっても、日常のなかでついてしまった汚れを落とせなければ魅力は半減してしまいます。
エコカラットは、水拭きはもちろん洗剤を使用した掃除も可能なため、いつでも清潔に保つことができます。
エコカラットのデメリット
魅力はたくさん!
じゃあ、デメリットは?
コストがかかる
通常のクロスと比較すると、コストアップは確実です。
エコカラットの種類にもよりますが、7,900円〜19,800円/㎡の材料費+施工費がかかってしまいます。
これは、通常のクロスと比較すると5倍〜20倍とも言われています。
簡単に取り替えられない
一度取り付けてしまうと、通常のクロスのようにかんたんに剥がすことはできません。
しっかりと検討したうえで決定する必要があります。
衝撃に弱く、欠けてしまう可能性がある
エコカラット自体は非常に硬いですが、衝撃に弱く、欠けてしまうことがあります。
掃除機をかけるとき等にぶつけてしまうなど、日常生活でも注意が必要です。
物を飾ることができない
画鋲やビスなどを押し付けることができないため、物を飾ったり貼ったりすることができません。
なにかを貼りたい場所であれば、エコカラットの取り付けは避けましょう。
効果を感じにくい場合も
たいてい新築で採用するため、エコカラットを採用した場合としなかった場合での比較はできないことが多いでしょう。
そのため、人や場所によっては効果を感じにくい場合もあるかもしれません。
我が家のエコカラット
我が家はLIXILのキッチンや洗面台を採用しているため、LIXILのショールームには何度も足を運んでいます。
ショールームについての記事はこちら。
そのなかでエコカラットも展示されていたため、実際に見る機会もあったことから、どこかには採用したい……と思っていたわたしたち。
高級感もあって採用したかった!
よくあるのは上の写真のように、テレビの後ろの壁をエコカラットにする例。
かっこいいよね!
ですが、我が家はテレビの後ろは階段となっているため難しいと判断。
残念…
そして、やはりコストアップが懸念されたため、できる限り小さい場所でオシャレに採用したい……と思い、決定したのが玄関!
うん、かっこいいね!
上記のように、玄関に1面の壁を全てエコカラットにする案もありましたが、設計士さんの提案は中央のみ、との案。そしてダウンライトで照らす!という案。
中央のみエコカラットを採用しているため、コストは削減され、また良いアクセントにもなっています。
私たちはこの案を採用することにしました。
グラナスラシャというエコカラットを採用しています。
たくさんありすぎて悩むよね!!
うん、悩んだね。でも満足だよね!
ちなみに我が家の玄関で採用している照明はエトワール。
施主支給しています。施主支給照明についての記事はこちら。
率直な感想は?
ここからは率直な感想を紹介!
やっぱり高級感がありおしゃれ
見た目はやっぱり、高級感があっておしゃれ!だと感じています。
クロスでは出せない、独特の質感。
特に我が家は毎日帰宅時に目に入る場所である玄関に採用しているため、よりメリットを感じられています。
来客の方にも見える場所なのが嬉しいところ。
欠けやすさは今のところ感じない
玄関ももちろん掃除機をかけていますが、ぶつかって欠けてしまった!などはありません。
普通に生活しているなかでは問題ないと思いますが、長い時間いるリビング等だとより危険性は高まるかもしれません。
効果を感じるのは難しい
先程のデメリットにも挙げましたが、エコカラットの機能を考え玄関に採用したのは良いのですが、エコカラットを採用していない玄関に体験していないため、正直なところわからない……のが本音。
正直ね…
ですが、真夏の湿度もにおいも気にはなっていません。
ということは、それなりに効果はあるのかな?
ちなみに我が家はこちら、炭八も採用しています。
繰り返し使用できる調湿木炭です。
玄関、クローゼット、納戸等に置いています。
コストが懸念されるなら…
ちなみに、エコカラット採用の候補の1つであったのがカップボード。
ですが、コストダウンを考えてタイル風のクロスを採用しています。
カップボード近くには換気扇もあり、エコカラットのメリットを十分に感じられるのか?と思ったのもあり、ここは見た目だけを考えてクロスにしました。
近くで見るともちろんクロスだと感じますが、普段生活するうえではこれで十分!気に入っています。
ちなみにこのクロスは、東リのWVP4162です。
エコカラットはおしゃれで機能もあり!しっかり検討して採用しよう
エコカラットは高級感のある見た目、そして機能性も備わった内装壁機能建材です。
ですが、コストアップは避けられませんし、欠けやすさなどのデメリットもあります。
採用する場所や面積をしっかりと検討したうえで、採用することをおすすめします!
LIXILのショールームがお近くにある場合は、一度実際に見てみると良いかもしれません。
ショールームはこちらから見てくださいね。
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条件に当てはまる方、ぜひご回答くださいね。
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