本日は、我が家の最大の後悔ポイントである「土地」についての記事です。
私たちが住んでいる地域は、駅から徒歩圏内かつ住宅街であり、比較的人気のある地域です。そのため、なかなか条件の揃った土地は出てきづらいです。
我が家の土地はこの住宅街にある大きな道路沿いの角地です。周囲に公園や青空駐車場があります。
元々この地域を希望していたため、広さ・方角・地盤・価格などの条件が全て合う土地はなかなか出てこないと思っていたのですが、思ったよりも早く出会うことができました。当初は希望の地域で土地が見つかり、本当に良かった!!と思っていました。
100点満点の土地を見つけるのは不可能なため、多少感じていた懸念事項はありましたが、それよりもメリットが大きく合格点の土地だと感じていました。
あくまで一例とはなりますが、私たちはこの「合格点の土地」の何に後悔しているのか、そして土地で後悔しないためのポイントについてもご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
土地に関する後悔ポイント8選
私たちが感じている土地の後悔ポイントを挙げていきます。
車の音がうるさい
大きな道路沿いであることから想像できることではあったのですが、やっぱりうるさかったのです。
ひらこ自身もともと音に敏感ではなかったのですが、今の家に引っ越してきてからとても敏感に感じるようになってしまいました。窓を開けるとかなりうるさく感じてしまうので、なかなか開けられません。
さすがに夜中はそこまでうるさくありませんが、ちびひらの寝かしつけの時間帯はまだうるさいと感じます。
また、冬は夜中に除排雪を行うのですが、やはり大きな道路なので除排雪の時間も長くかかります。道路だけでなく青空駐車場や近くの商店の駐車場にも当然除雪車が入るので、入る頻度も多くなっています。除雪車の音はかなりうるさいです。
人目が気になる
我が家の塀は、前に住んでいた方が作った塀を一部塗り替えをして使用しているのですが、それが中途半端な高さなのです。もう少し塀が高かったり、基礎が低かったりすれば良かったのですが、結果的にとても中途半端な高さでプライベートが十分に確保できません。
庭にいても場所によっては歩行者と目が合うことがあります。洗車をしたり雪かき中なども人目が気になることがあります。
せっかく一戸建てで庭を作ったのに、プライベートが確保できないのは本当に残念に感じてしまいます。
歩行者はあまり気にしないかもしれませんが、「見られている気がする」ということは思った以上のストレスを感じます。
駐車がしにくい
車や歩行者が頻繁に行き来する通りで、かつ交差点が近いため駐車は非常にしにくいです。
ひらこはあまり運転が得意ではないので、このような条件の駐車は非常に苦手です。もちろんどんな道路であっても歩行者が通る可能性はありますし、周囲の安全を気にする必要はあるのですが、通る人が多いか少ないか、車通りが多いか少ないかは、運転初心者には大きな違いです。焦ることも多くなってしまいます。
また、一方向からしか駐車ができないため、どこから帰ってくるのか、その方向によっては多少の回り道をして自宅に帰ってくることとなります。数分の違いではありますが、そのようなデメリットもあります。
ポイ捨てされたゴミが飛んでくる
特に、青空駐車場と隣り合っている我が家の敷地には見事にたくさんのゴミが飛んできます。
今まで落ちていたものとしては傘、マスク、パンやお菓子の袋、ティッシュ、ペットボトルなどなど…。駐車場に戻すわけにもいかず、イライラしながら片付けたことが何度も何度もあります。毎日ゴミが落ちていないか敷地内を見る癖が付いてしまいました。
傘は捨てるのにお金がかかりますし、手間もかかります。このご時世、人の捨てたマスクの処分は本当に困ります。
ポイ捨て自体がダメだと思いますが、犯人も特定できないので駐車場など不特定多数の人が使用する場所と隣接しているのは本当にデメリットです。
敷地を歩かれる
我が家の敷地内のインターロッキングと歩道のインターロッキングが似ているせいか、自分たちの感覚では歩行者の2割くらいが、我が家のインターロッキングを歩道として歩いていきます。
悪気がないのはわかりますし、被害があるわけではないのですが、気持ち的に複雑です。
車や窓などが汚れやすい
大きな道路沿いであること、周囲に青空駐車場や公園があることなどから、砂埃や排気ガス等で、一般的な家よりも汚れやすくなっていると感じています。
我が家はカーポートを設置しているのですが、 カーポートでは十分に防ぐことができないため車のボディや窓ガラスはすぐに汚くなってしまいます。
玄関ドアやインターホン・表札・ポストなどもすぐに砂埃がつきます。
窓ガラスや網戸・サッシもかなり気になります。なかなか掃除できない吹き抜けの窓も汚くなってしまいます。
子どもが慣れるまで危ない
ちびひらが家から出て走り出しそうになったり、ちょっと目を離した隙にいなくなっていたり、何度ドキっとしたかはわかりません。
何度も言い聞かせたことで今はかなり危ないことをしなくなりましたが、それでも外に出るときは気にしながら生活しています。このような土地でなければ、ここまで神経質になることはなかったのだろうなと感じてしまいます。
小さいお子さんがいる家庭では避けたほうが安全かもしれません。
雪かきが大変
積雪地では除雪は生活の質に関わってきます。
駐車スペースが大きい道路に面している我が家。除雪車が残していく雪の塊によって車の出入り口が塞がれてしまいます。
車の通路を確保するために大きくて重くて固い雪の塊をどけなければならず、雪かきにはとても労力がかかります。
なかなか土地が出ないエリアだと思って、早く土地を決めすぎたよね。
そうだね~。もう少しじっくり土地周囲を見た方が良かったのかもね。
雪かきについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
特に北国の方!ぜひご覧くださいね。
土地で後悔しないために!土地探しで意識すべきポイントとは?
では、土地で後悔しないためにはどのようなポイントを意識して土地探しをすべきなのでしょうか。
土地は1つとして同じものはありません。
そして、100点満点の土地を探すのは非常に難しいですし、100点満点の土地を探していたらいつまで経っても家を建てることはできません。
我が家の経験から、意識すべきポイントを挙げてみます。
土地の優先順位を明確にしておく
土地の条件は様々です。
地域・学区・広さ・方角・地盤・周辺環境・前面道路の広さ・価格…。
挙げていけばキリはありません。そして、どの条件を優先するかはその家庭によって様々ですよね。
今一度、自分や家族はどのような家にしたいと思っているのか。
土地の条件で外せないものは何か。妥協できる部分はどこか。予算はどの程度か。
ここをしっかりと明確にしておくことで、かなり絞れてくるのではないでしょうか。
土地は必ず自分の目で見て、自分の足で歩く
候補の土地が出てきたときに必ず行うことは、自分の目でしっかりと見て、できれば自分の足でしっかりと歩いてみることです。
インターネットや紙ベースでの情報では見えない部分がたくさんあります。
その場に立って、周囲の環境はどうなのか。何が見えて、何が聴こえて、どのような雰囲気なのか。
五感を駆使して感じてみましょう。
そして、そこから歩いてみることもオススメします。
例えば最寄り駅までの道や、子どもの通う小学校までの道。住んだ後で頻繁に行くことが予想される場所までの道を実際に歩いて、その環境や雰囲気も感じることで、よりイメージしやすくなります。
また、情報に記載されている「徒歩●●分」というものも、どのような道かによって感じ方も変わります。
できれば昼と夜。季節も様々な季節でどう移り変わるのかも見ることができれば良いです。
北国の場合は、特に冬の徐排雪の状況を見ることができれば良いです。生活の質が大きく変わります。
我が家はこれが十分にできていませんでした。
当時コロナが出始めた頃で外出が容易ではなかったことと、まだ寒い時期で小さいちびひらもいたため歩いてみることができなかったこと、そして人気の地域で「取られてしまうかも」という焦りがあり、十分に見て歩いて決められませんでした。非常に後悔しています。
焦らない
魅力的だと感じる土地は当然他の人から見ても魅力的なことが多いので、取られてしまうかもしれない!という焦りは感じてしまって当然です。
ですが、土地は簡単に変えられません。その点は十分に考えておきましょう。
内装やインテリアはお金を出せば変えることは可能です。間取りも極端な話ですが、リフォームをすれば変更できる部分もありますよね。
簡単に変えられないもの。それは土地です。場所です。
将来的に売却を考えていたとしても、すぐには引っ越しませんよね。
ある程度の期間、継続して住むことになる。そんな場所を決めるのです。焦らずにじっくり考えて当然ではないでしょうか。
とは言っても、私たちは焦って決めてしまったために今非常に後悔しているのです。
ハウスメーカーの営業マンの勧めもあったことから、「大丈夫だろう」と安易に決めてしまったのです。
そんな私たちのような後悔をしないように!焦らず、じっくり考えて決めてくださいね。
土地の後悔は致命的!しっかり考えて
以上、我が家の土地の後悔ポイント8選と、土地選びで意識するべきポイントでした。
後悔を感じている土地なのですが、我が家のご近所の方は本当に親切な方ばかりですし、町内会の方も良い方で引っ越してから人間関係で嫌な思いをしたことは全くありません。住宅街の雰囲気も地域自体もとても住みやすくて利便性も良いです。だから、地域自体はとても気に入っています。
だからこそ残念なんです!土地選びの難しいところです。
住んでみないとその土地のことを全部は把握できないかもしれませんが、事前によく見て考えた上で後悔のない土地選びをしてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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