本日のテーマは、「照明」についてです。
我が家の照明の打ち合わせは終盤でした。
間取りや設備など盛りだくさんの内容が続いていたため、疲れ切っていた記憶しかありません。
マイホームブルーで胃痛に悩まされていたひらこは、早く打ち合わせを終わらせてしまいたい!とさえ思っていました。
だからこそ、私たちは生活する上で大切な照明を十分に考えずに決めてしまったのです。こんなに大切なことだとは思わなかったのです。
この記事を読んでいる方には失敗してもらいたくないと思っていますので、ぜひ読み進んでいただければ嬉しいです。
照明は本当に大事です!
インテリアにも生活の質にも関わります!
大切に!!適当にしないで!!
照明の色の違い
光の色の種類は、色温度(K)の違いにより
主に「電球色(2700K)」「温白色(3500K)」「昼白色(5000K)」に分けられます。
我が家は大部分の照明が温白色です。ダイニングは電球色、スタディスペースは昼白色を選択しました。
我が家の照明計画の決め方
最初にインテリアコーディネーターさんがたたき台を作成してくれました。
それをもとにPanasonic・ODELICなどのカタログを参考にし、希望やコストも含めて変更していきました。
採用したいペンダントライトやそれぞれのライトの細かい種類は自分たちで決めましたが、照明の配置や数は変更していません。
素人には難しかった!照明計画の後悔ポイント
我が家の後悔ポイントの紹介!
とにかくいらない照明が多い
何といっても、これをいちばん感じています。
明るさは人によって感じ方が違います。
暗かったとクレームを言われる可能性もあるからこそ明るめに提案してくれたではないかと思うのですが…。
このいらない照明で大きな減額ができたと思うくらい、使わない照明が多いのです。
詳しくは上の写真をご覧くださいね。
我が家の土地の特性については、こちらの記事をご覧ください。
ダウンライトの光源が眩しい
ダウンライトはスッキリ見え、今の住宅ではスタンダードですが、光源が直接見えるため眩しいことがデメリットとなります。
特にちびひらが遊ぶリビングの畳コーナーや寝室など、横になるスペースでは光源を直接見る可能性があり、よりまぶしく感じやすいです。
このようなスペースにダウンライトを設置するのは注意が必要です。
また、スッキリしているように見えますが、天井面が穴で美しくなくなるのもデメリットとなります。
畳コーナーについては、こちらの記事もご覧ください。
使いにくい照明がある
これは特にスタディスペースの照明で感じています。
手元が明るい方が良いと思いライトを設置しましたが、これがとても中途半端なのです。
デスクは奥行き60cmと比較的広めにとったため、上の写真のように照らされる範囲が中途半端で肝心の手元が暗いのです。
長さも短くスタディスペース全体が明るくなりません。
何もつけずに実際に生活してから自分たちで探しても良かったのではないか…と感じています。
スタンドライト等で十分だったのではないかと思っています。
つけてみたかった照明もある
つけすぎた!後悔ポイントが多いのですが…
なぜここをつけなかった?という後悔もあります…
外構
玄関ポーチ、駐車スペース、ウッドデッキ部分に照明をつけています。
しかし、植栽や外壁を照らす照明はありません。
近所のお家でも、夜にひとめ見て素敵!と思うお家は外構に照明を使っているお家が多いと感じます。照明があるかないかで、見たときの印象が大きく変わります。
せっかく植えた植栽。減額のため照明をなくしてしまったのですが、せめてシンボルツリーだけでも照らせばよかったと後悔しています。
外構については以下の記事もあります。良ければご覧ください。
間接照明
我が家の間接照明は、玄関の目立たない部分のみ…。
直接的な光と違って、間接的な光はリラックス効果もあります。
寝室やLDKなど、リラックスしたい場所にはダウンライトの代わりに採用すれば良かった!と後悔しています。
なぜ照明計画を失敗してしまったのか
なぜ照明で後悔してしまったのかを振り返ってみます。
イメージしづらかった
内装の打ち合わせは3Dパースを用いて行っていましたが、パースでは明るさまではわかりません。
実際に生活してみないと、明るいかどうかはわかりません。
そして、明るさの感じ方も人それぞれです。
紙面や画面上で打ち合わせしているなかで気づくのは難しかったと感じています。
ハウスメーカーの提案を変更するという考えにならなかった
インテリアコーディネーターさんが作ってくれた照明計画の案を、素人である私たちが大きな変更をするという考えになりませんでした。
プロの方が必要と感じているのであれば、必要に決まっている。
そう無意識に感じていたため「そもそもこの照明が必要なのか」という考えに至りませんでした。
これも「固定観念」だったのかもしれません。
提案してくれたものを大幅に変更したいと伝えるのは勇気のいることですし、申し訳ない気持ちにもなるかもしれません。
ですが、住むのは自分たちですし、ローンの支払いを行うのも自分たちです。ハウスメーカーの提案をただ受け入れるのではなく、自分たちにとってどうなのか、という目線で考える姿勢が私たちには足りなかったと思っています。
照明の大切さが分かっていなかった
今となっては生活の質に関わる重要なものだと理解していますが、膨大な打ち合わせのなかでは優先順位が低くなってしまっていたのかもしれません。
照明計画で後悔しないためのポイントは?
照明の種類や色の違いなどの知識をつけておく
すべてにおいて言えますが、まずは知識をつけておくことが重要です。
ダウンライト・スタンドライト・シーリングライト・ブラケットライト・ペンダントライト等…、どのような照明があるのか知識をつけておくと良いでしょう。
先に説明した色の違いももちろん必要です。それぞれがどんな場面に適した光なのかも知っておくと選択しやすくなりますよね。
カタログやSNSで好きなイメージの照明を考えておく
照明の種類はかなり多いです。
インテリアにも大きく影響することから、ぜひたくさんの照明を見ておきましょう。
カタログでも良いですし、SNSでも良いです。その照明を置くことでどんなインテリアになっているのか、どんな印象を受けるのか。
そのうえで好きなデザインの照明がどのようなものなのか考えておくと良いでしょう。
使わない場所の照明は後回しにする
たとえば子ども部屋など、すぐには使用しない場所。
減額としてのちのち自分たちでつけたい場所。
このような場所であれば、シーリングライトをつけられる状態にしておいてもらうのもひとつです。
家づくりはお金がかかりますし、決めることが膨大です。だからこそ、優先順位の低いものは後回しにして、決めるべきところに労力を使うべきです。
我が家の子ども部屋は、シーリングライトをつけられる状態にしてもらっています。
1年以上そのまま…特に困っていません!
迷ったら照明をつけないことも選択肢に入れる
照明のひとつひとつも、お金がかかります。照明があればそのぶんスイッチも必要です。
だからこそ、不要な照明をわざわざ付ける必要はありません。
我が家の1階トイレはペンダントライト1つなのですが、以前のマンションは明るいダウンライトであったために最初はかなり暗く感じました。
ですが、今はほとんど気になりません。
人はその環境に順応することができます。
もちろん作業をする場所であれば明るさは必要ですが、そうではない場所は多少暗くても問題ないかもしれません。
「どうしても暗かったらおしゃれなスタンドライトを置こう!!」くらいの気持ちで不要だと感じる照明を思い切ってなくしてみるのも1つの選択肢かもしれません。
※ここは個人の感覚やそのお家にもよるので、最終的には自己責任でお願いします。インテリアコーディネーターや設計士さんなど、担当の方とも相談してみてくださいね。
住むのは自分たち!後悔しないようにじっくり考えて照明を決めよう
ハウスメーカーの方の提案を変更するのは難しいですが、住むのは自分たちです。ローンの支払いも自分たちです。
生活の質に大きく影響するからこそ、しっかりと考えて計画しましょう。
どのような照明があるのか。
自分たちはどのような空間にしたいのか。
そのためにはどんな照明があると良いのか。
この照明は本当に必要か。
住んでから考えることはできないか。
ぜひ積極的に考えてみてくださいね。
我が家が採用した施主支給の照明はこちら。
他の後悔ポイントはこちら。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
照明は実物もみられないし、イメージもしにくいから難しい!
でも、生活に大きく関わるからこそ、しっかり考えて!
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