本日は、我が家がやってよかったおすすめの減額ポイントについてご紹介します。
せっかくの注文住宅です。希望はすべて叶えたい!と思いますよね。
しかし、大抵の方は予算が限られているでしょう。
さらに最近は注文住宅の建築費が高騰しているため、全て希望通りにすると予算は簡単にオーバーしてしまいます。
そんな時だからこそ、お金をかけるべきポイントを絞りできるだけコストパフォーマンス良く建てたいですよね。
これから家づくりをする方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
どんな減額ができるのか、という例としてぜひ読み進めてくださいね。
ハウスメーカーによって
我が家のように減額できないこともありますので
設計士さんに確認してみてくださいね。
我が家がおすすめする減額ポイント9選
我が家がおすすめする減額ポイント9選について紹介していきます。
収納部分の建具(扉)をなくす
子供部屋や寝室など家族しか入らないプライベートゾーンのWICは、上の写真にあるように建具を無くしました。
また、収納部分は来客時などには隠せた方がよいと思ったので、パントリーや2階の納戸部分は扉ではなくロールスクリーンを設置して必要なときには隠すことにしています。その結果、扉よりは減額できています。
扉がないことで出入りもしやすく、収納部分に何があるのかもわかりやすくなっています。
スケルトン階段にしなかった
我が家には吹き抜けを絡めたリビング階段があります。
当初はスケルトン階段を設計士さんから提案されました。
しかし、
・ちびひらがいるので落下防止対策をしなければならなかったこと
・ガラス部分に手垢などの汚れがつくことが目に見えていて、手入れが大変であること
・リビングに収納が少ないため、階段下収納を採用したかったこと
などの理由から通常の階段にしましたが、予想以上に減額になりました。
テレビ背面が綺麗な白い壁となり、スッキリして見えます。
比較的大型の液晶テレビもバランス良く配置でき、見やすい場所に壁掛け時計もつけることができました。
バルコニーをなくす
外観の見映えは良くなる場合もありますが、建築コストがあがってメンテナンス費用も大きくアップします。
我が家は北国なので洗濯物は基本的に室内干しです。リビングから出られるウッドデッキや庭があるため、バルコニーは不要と考えて採用しませんでした。
しかし、一戸建てに住んでみてからはバルコニーがなくても特に不自由を感じていません。
玄関の付け框をなくす
付け框って何?って思う方も多いかと思います。家づくり未経験者には馴染みのない言葉ですよね。
beforeの写真にあるような玄関のタイル部分の立ち上がりを覆っている部分を「付け框」といい、通常は玄関の床材と同じもので覆うことが多いと思います。
担当設計士さんに聞いてみたところ、巾木と床材の関係とは違ってクロスではなくタイルが露出されることになるため、機能的には変わりないとのことでした。
よって、我が家は付け框をなくして立ち上がりのタイルを見せるようにしました。
我が家は雪国なので、靴や服についた雪で玄関は汚れやすく濡れやすくなってしまいます。付け框の素材にもよるとは思いますが、タイルの方が水汚れには強いのではないかと感じています。
玄関タイルを水を使って掃除するときにも躊躇なく水を使用できていたり、ブラシなどで強くこすったりしても大丈夫なので、付け框がない方がメンテナンス性が高まっています。
付け框なんて気にもしていなかった私たち。見た目のスッキリさに加えて、予想外の嬉しい減額となりました。
照明や家具の施主支給
我が家は照明、ソファ、TVボードを施主支給しました。
照明はハウスメーカー経由でも定価よりは安くなりますが、インターネットなどで直接購入した方がリーズナブルです。
ただ、施主支給できる照明はペンダントライトやシーリングライト等、引掛シーリングにしておける場場所のみで、ダウンライトやブラケットライトなどそれ以外のタイプの照明は、クロスや配線・構造などの保証面の問題でハウスメーカーにお願いしました。
家具については、ハウスメーカーと提携の家具メーカーもいくつかありましたが、高価な家具がリーズナブルで買えるため、金額だけでみるとそれなりにかかってしまいます。
せっかくリーズナブルに買えるチャンスではあるため、ダイニングセットだけはこだわることにしまして、地元にあるオーダーメイド家具のお店で無垢材のテーブルとその店オリジナルのチェアを頼みました。
施主支給品については、以下の記事で詳しく解説しています。
どのようなものを購入したかも載せていますので、こちらもご覧ください。
タイルからタイル風クロスへ
カップボード部分にアクセントとしてタイルを貼ろうかとも考えていましたが、減額可能な部分を必死に探していた時期だったこともあり、どうするかを迷っていました。
そんな時にタイル風のクロスをSNS経由で見つけました!サンプルをみても良さげだったので、インテリアコーディネーターの方とも相談してそれを採用しました。
凹凸がないこともあり、見た目や質感などはやはり本物のタイルとは大きく違いますが、雰囲気は出ていてインテリア的には気に入っています。
カップボードの面材をグレードダウン
我が家のカップボードはキッチンとメーカーやグレードを揃えました。
ちょうど新色のキッチンワークトップが出たばかりで、ショールームで展示されたものをみて採用しました。
カップボードもショールームと同じ雰囲気にしたいと考えましたが、展示されていたものやカタログにあったものよりランクを下げました。
キッチンやカップボードはどのメーカーを選んでも面材のランクで値段が結構変わります。
上の写真にも少し写っていますが、色味も気に入っています。
引き込み戸から開き戸へ
我が家のドアは引き込み戸がメインです。
引き込み戸はソフトクローズ機能(バーンと閉まらずにゆっくり閉まるので手を挟みにくい)もあるので安全で、かつレールが扉の上にあるため掃除もしやすいメリットがあります。扉によるデッドスペースもないため、空間もより広く使うことができます。
しかし、開き戸の方がリーズナブルなので、間取り的に可能でかつ使いにくくならない範囲で開き戸に変更しました。
遮音性は開き戸の方が高いため、子供部屋や寝室、書斎などの静かにしたい空間の扉は開き戸の方がいいのかもしれません。
お風呂をスッキリさせる
減額だけではなく掃除の手間を減らすことを考えて、お風呂は鏡や棚、シャワーバー、手すりをなくしました。
我が家の場合、採用しないことで減額となりましたが、メーカーや商品によっては減額にならない場合もあるようです。
担当者に確認してみてくださいね。
お風呂について詳しく記載した記事はこちら。
良ければご覧くださいね。
よりコスパよく建てるためにも!できるところはぜひ減額して
以上、【我が家はこれでコストダウン!】注文住宅における減額ポイント9選でした!
今思えばもっと減額できた?と思いますが、それでもこれらを減額できたのは
我が家にとって大きかった!
1つ1つはわずかでも、積み重ねればそれなりの金額!
諦めていた設備を導入したり、目標金額に近づくこともできます!
家づくりは考えることが多く大変ではありますが、読んでくださっているみなさんが上手に減額しながら家づくりを進められればと思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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