本日の記事は家づくりをするうえで欠かせない、「ショールーム見学のポイント」です。
キッチン等の設備の選択は、家づくりにおいて非常に重要です。
理由としては、高額な設備もあることから予算のなかでの比重も大きく、家全体のインテリアにも大きく関わるからです。
我が家が見学したショールームは以下の6つです。
ショールーム見学をする前には、準備が必要!
見学時に注意するポイントもあります。
せっかくの見学の機会です。
失敗しないためにも、ぜひ読み進めてくださいね。
ショールーム見学に準備が必要な理由とは?
基本的には担当者が付き、説明をしてもらいながら見学をするため、準備せずに見学しても問題はありません。
ではなぜ、ショールーム見学の前になぜ準備が必要なのでしょうか?
いくつかの理由があります。
じっくり見ようと思ったら膨大な時間がかかる
例えばキッチンの場合、ほとんどのメーカーは複数の種類の商品があります。
価格帯による違いであることが多いのですが、その商品によっては採用できるオプションが異なっていたりと細かい違いがあります。
更にキッチンと一言でいっても、以下のような様々な要素から成り立っています。
- ワークトップ
- 扉や取っ手
- 水栓
- シンク
- 換気扇
- 食器洗浄機
- コンロ
- 収納やカップボード類など
考えるだけでもたくさんありますよね。
更に、ワークトップといってもセラミックやステンレス、人造大理石など多くの種類があります。そしてカラーバリエーションもとても豊富です。
キッチンと一言でいっても、組み合わせでかなりの種類があり、それを1つずつ見ていくと時間はどれだけあっても足りません。
そしてメーカーによっては、キッチンだけではなくお風呂や洗面台、トイレなど多くの商品があり、キッチン以外にも見たいと思ったら…。
そうですね、膨大な時間がかかってしまいそうですよね。
ショールームによっては予約や時間制限、入場制限がある場合も
我が家が家づくりを行ったのは2020年からなので、新型コロナウイルスの影響を受けています。
ショールーム見学も予約が必要であったり、時間の制限もありました。ハウスメーカーとの打ち合わせの合間でショールーム見学を行っていましたが、限られた日程のなかでうまく見学の予定を入れられずに困ったこともありました。
見学の時期やメーカーによっての違いはありますが、このような制限を設けている場合も考えられます。限られた時間で見学をしていく必要があります。
打ち合わせや着工等の予定が詰まっている場合もある
1回の見学ですべて見ることが出来ないのであれば、複数回行けばいい!と思うかもしれません。もちろん、我が家も見積もりを見て、複数回見学したメーカーもあります。
ですが、打ち合わせの日程や着工の時期がすでに決まっている場合、施主側の都合で大きな変更はできませんよね。何度も行けばいいわけではありません。
ショールームにある商品は膨大であり、見学できる時間や機会は限られています。
できる限りコストを抑えた上で、後悔なく機能もインテリアも満足できる設備を選びたいですよね。
だからこそ、受け身の見学ではなく事前に準備をしたうえでの積極的な見学が必要となるのです。
ショールーム見学のポイント7選
じゃあ、どのようなことに気をつけて見学したら良いのかな。
事前に穴があくほどカタログを見る
事前にやるべきことは、とにかくこれです。カタログでもネットでも良いです。SNSも活用できます。とにかくそのメーカーの商品について勉強してください。
例えば、
- キッチンならどんなグレードのキッチンがあって、どんな設備があるのか。
- ワークトップはどんな種類があって、実際に見てみたいカラーは何か。
- シンクはどんな種類があるのか。
- 換気扇のこの商品を実際に見てみたい。
などです。
そのメーカー独自の性能がある商品やウリとしている商品があり、いずれもカタログには大きく載っているため、必ず目を通しておくことをオススメします。
理想としては、見積もりをとってもらいたい設備をすべてあらかじめ考えておくこと。それにプラスして、こう変更した場合の見積もりも欲しい、この違いを説明してもらいたい、この商品を実際に見てみたい、など、カタログやネットの情報だけでは不十分で実際に担当者に聞きたいことを考えておければベストです。
また、この設備は見なくても良いというものも明確になっていれば、自分たちの見たい必要なものにだけ時間を有効に使うことができます。
複数の見積もりを作ってもらう
ショールームばかりに何度も行くことは難しいため、迷う場合には複数の見積もりをとってもらいましょう。
例えば、キッチンでグレードの違う2種類の扉で悩んでしまった場合があるとします。
気に入った方の扉で見積もりをとってもらった結果、思ったよりも価格が高かった…。それならグレードを落とそう!と思ったとしても、そのたびにショールームに行くなんてできませんよね。
気になる場合はあらかじめ複数の見積もりをとってもらうことで、後から比較しやすくなります。
間取りは必ずショールームの担当者にも見てもらう
我が家の場合、ハウスメーカーからショールームの担当者に間取りを送付してもらえました。
実際にショールームを見学するときには、ショールームの担当者が我が家の間取りを持っている状態であったため、とても早く話が進みました。
キッチンやカップボード、洗面台等は幅によっても商品が変わることが多いため、間取りをもとに間違いがないように相談できたのは安心でした。
見学の前には、ハウスメーカーの営業マンや設計士に、ショールーム担当者に間取りは送付しているのかを確認することをオススメします。
送付している場合でも、念の為に間取りは持参しましょう。
自分たちでも確認しながら見学した方が良いですし、手違いで担当者に間取りが送られていなかったとしても安心です。
とにかく写真を撮る
カタログやネットに載っているものと、実際に見てみたものでは印象が異なることも多いです。
写真でも多少の色合いの違いは出てきてしまいますが、それでも写真に撮ることでかなり印象に残ります。
内装が決まっていくことで、キッチン等のカラーに迷いが出てくることも少なくありませんし、減額作業のなかで変更する場合も考えられますよね。
気になるものはとにかく写真に残しておくことで、もう一度ショールームに行く!という必要がなくなることもあります。
我が家は写真だけではなく、動画もたくさん撮りました。ひらこはかなり設備で悩んでしまうタイプであったので、雰囲気や質感、扉の開け閉めや操作の仕方など動画に撮ることで決めるときの参考にできました。
ハウスメーカーの特別仕様はないか確認
ハウスメーカーによっては特有の仕様があり、通常の商品よりもリーズナブルに採用できる場合もあります。
同じようなグレードのものを希望している場合は、きっとお得なはず。
採用しない手はありませんよね。確認してみることをオススメします。
まとめて採用すると値引きがあることも
これもハウスメーカーやメーカーによって違いはありますが、複数の設備を採用することで割引率が高くなる場合があります。
特にこだわりがなければ、メーカーを揃えることも良いでしょう。
事前にわかっていれば、どのメーカーで何を見学するかも絞れるので、より時間を有効に使えます。
疑問はしっかりと確認して解決
家づくりのすべてにおいて言えることではありますが、疑問はそのままにせず確認しましょう。
施主には説明してくれるだろう、こうお願いしたからちゃんとやってくれているだろう、とそのままにしておくことは大変危険です。
ハウスメーカーの設計士や営業マン、メーカーの担当者だって人間ですので、忘れることもあります。
のちのちトラブルにならないためにも、すぐに確認することをオススメします。
ショールーム見学は重要!準備をして楽しんで見学しよう
以上、ショールーム見学のポイント7選でした。
ショールーム見学はひらこはとっても楽しかったですし、今でもまた行きたい!と思うくらいです。
家づくりにおける重要な設備の決定にも関わりますし、楽しみながらもしっかり準備をすることで時間を有意義に使うことができるのではないでしょうか。
今回ご紹介したポイントをぜひ意識しながら、効率的にショールームを見学してくださいね。
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