高いお金を出して建てたマイホームです。
何かあったときの保証の有無やアフターサービスの質は非常に重要であり、建てておしまい!となってしまうハウスメーカーと契約するのは不安ですよね。
我が家もハウスメーカーを決めるにあたり、アフターサービスの質は重要視しました。
積水ハウスで家を建てて実際に住んで1年、どのようなアフターサービスを受けているのかを改めて振り返りましたので、ハウスメーカー決定の参考にしていただければ嬉しいです。
積水ハウスで建てた我が家は
1年間でどのようなアフターサービスを受けたのでしょうか。
地域や支店、担当者によって異なる場合もありますので
ご了承ください。
積水ハウスのアフターサービス〜定期点検〜
建てて最初の1年は頻回に定期点検があり、1ヶ月点検・3ヶ月点検・1年点検と3回の点検がありました。
打ち合わせ中は営業マンが窓口となりますが、着工後は現場監督が窓口となります。建築中の我が家を見学する日程、施主検査や引き渡しの時間等の相談を行ったり、引き渡しのセレモニーも現場監督がメインで行ってくれました。
引き渡し後すぐに訪れる1ヶ月点検も現場監督が行いました。3ヶ月点検で現場監督とカスタマーズセンターの方が一緒に来て点検をしてくれ、その後はカスタマーズセンターの方が窓口となっています。
定期点検:建具のチェック
ドアや取っ手などに緩みがないかどうかの確認を行います。
定期点検:クロスのチェック
我が家はシャーウッドという木造住宅のため、最初の2年程度は湿度によって木材が収縮することがあります。木材の変化に合わせてクロスが浮いたり隙間ができるのですが、その状況も確認してくれます。ですが、結局落ち着くには2年程度かかるため様子を見ましょう〜となり、大規模な補修はしてくれていません…。
2年点検で補修が必要な部分をしてくれるようです。
定期点検:火災報知器のチェック
1年点検で行います。正常に作動するか確認してくれていました。
定期点検:屋根のチェック
これも1年点検で行うことです。我が家の1年点検は冬で、屋根には雪が積もっていたため屋根の点検のみ雪解けした春に行いました。
定期点検:オーナーの気になることの確認
建てて間もないためか、基本的には気になることがないかを聞かれその点を一緒に確認して対応してくれています。
例えば、外壁(ベルバーン)や玄関タイルの汚れの原因や対処法について相談しました。その結果、玄関タイルの汚れは白華現象だとわかりました。
積水ハウスのアフターサービス〜定期的な訪問〜
引き渡しの日から2年点検までの間で1年間という期間限定のものですが、1ヶ月に1回「LOHAS TIMES」という季節やその月のタイムリーな話題(掃除や家の手入れに関することがメイン)が記載されたリーフレットを持ってきてくれます。
いつ来るかはわからないので不在の日は会えませんが、在宅中であれば会うことができるためそのタイミングで気になる点を確認できます。
カスタマーズセンターの担当者は3ヶ月点検からの付き合いになるため、気になることがあっても「こんなことで連絡しても良いのかな?」と躊躇してしまう場合もあります。
定期的に訪問してくれ顔を合わす機会があることで、何かあったときに相談しやすくなると感じています。
積水ハウスのアフターサービス〜カスタマーズセンターへの相談〜
家に住んでいて何か気になることがあったとき、故障や不具合を見つけたときなど、24時間365日窓口となっているのがカスタマーズセンターです。
積水ハウスの場合、社員の約1割がカスタマーズセンターの所属であり、アフターサービスを重視していることがわかります。
カスタマーズセンターの対応の流れ
施主から連絡する方法は、フリーダイヤルとインターネットの2通りあります。
我が家がカスタマーズセンターで対応してもらえたこと
我が家も1年間に数回ですが、カスタマーズセンターに対応をしてもらいました。
食洗機の下のカバーがとれた
食洗機の下に取り付けられているカバーの隙間にゴミが落ちてしまい、ゴミを拾うためにカバーを外したところ戻せなくなってしまいました。
自分ではどうにもできなくなったため、入居後3ヶ月半で初めて電話連絡をしました。
こんなことで連絡して良いのか…と思いましたが、すぐに折り返して電話をくれ、その日のうちに来てあっという間に直してくれました。
キッチンのワークトップが欠けた
キッチンの上で豪快にコップを割ってしまい、ワークトップが欠けてしまいました…。
かなり細かい小さなキズではあるのですが、気になったため連絡をしました。
これはキッチンのメーカーでしか修理できないため、積水ハウス経由で連絡をするかどうかの対応でした。目立たない部分でもあったため修復はせずに見てもらうのみとなりました。
庭のハーブマットが枯れてしまった
我が家の庭のハーブマットはとてもハゲています。ハゲが気になりだした頃にカスタマーズセンターに連絡をしたところ、外構工事を行った業者さんと一緒に見に来てくれました。
外構工事を行ってくれた専門の業者さんと一緒に来てくれたことで、我が家の庭がどんな状況にあるのか、今後どうしていけば良いのかアドバイスをもらえました。
雪庇が巨大化して落雪の不安があった
2021ー2022年の北国の積雪はとても多く、何度もドカ雪が降りました。
我が家は北国特有の無落雪屋根ですが、屋根に雪庇という巨大な雪の塊ができ、落雪の危険がありました。家づくり中に設計士さんと雪庇の話になったときには、気になる場合は積水ハウスで対応できると聞いていたためすぐにカスタマーズセンターに連絡をしました。
しかし、積水ハウスでは雪下ろし等の対応はしていないということを聞き…結局対応はしてもらえず、自分たちで業者を探して対応しました。
大手ハウスメーカーの欠点かもしれませんが、設計士さんの認識と実際にカスタマーズセンターが行ってくれることにズレがあり、少しだけもやっとしてしまったのですが…。
こんなことで良いの?と思えるような内容でも
概ねすぐに対応してもらえています。
積水ハウスのアフターサービスは実際どうなの?
定期点検も頻回にあり、カスタマーズセンターの方とも定期的に会う機会があり、何かあればその内容にもよりますがすぐ対応してもらえるということなどから、アフターサービスは充実しているといえるでしょう。
ですが、積水ハウスでは対応してもらえない内容ももちろんあります。そして、積水ハウス経由で業者に修理等の依頼をする場合は、自分たちで連絡するよりもコストがかかります。
カスタマーズセンターの方に動いてもらっているのですから、当然といえば当然かもしれません。
積水ハウスが建てた家そのものに関わる部分は
コストがかかってもカスタマーズセンターに
お願いしたほうが良いよね。
キッチンなど設備に関しては
自分たちで業者に連絡してコストを最小限に
修理してもらったほうが良いかな。
我が家は相談したい内容によって
カスタマーズセンターを活用できればと
思っています!
積水ハウスが高い!と言われている理由のひとつが、このカスタマーズセンターをはじめとするアフターサービスの手厚さがあるからだといわれています。アフターサービスにかかるコストを払っていると考えると、価格が高いのも仕方がないのかもしれません。
電話や定期訪問だけでなく簡単に問い合わせができ、細かいことでも相談に乗ってもらえる窓口があることは安心です。この部分を重視する方は、ハウスメーカーの候補に積水ハウスをあげても良いのかもしれません。
以上、積水ハウスのオーナーが答えるアフターサービスについてでした。
ハウスメーカー選びをしている方などの参考になれば嬉しいです。
我が家が積水ハウスに決めたポイントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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