本日は「我が家に起こった不審者事件」と、そこから考えた土地探しと家作りのポイントについてご紹介します。
せっかくの新居での生活です。
防犯面もしっかりと考えることで、より安心安全な生活を送れるようになります。
我が家の経験から、こんなこともあるんだ!と思っていただければ嬉しいです。
最後までどうぞご覧ください。
我が家に起こった不審者事件の全貌
2021年、新居に引っ越して数ヶ月が経ったある夏の日のことです。
ちびひらと公園に行き、いつものようにお昼に家に帰ろうと家の前の大きな通りを歩いていました。
すると、数十メートル先に見えた我が家の敷地内に、知らない人が立っているのが見えました。
え!!誰かいる?!
何しているの?!?!
怖い!不審者?!?!
訳がわからず、パニック状態になったのを覚えています。
驚きと怖さと焦りが入り混じったようなものでした。
ちびひらを連れて家まで走り、思わず、震えながら声をかけました。
あの、何しているんですか?!
ここ、うちの敷地なんですけど!!
我が家は、比較的人通りが多い大きい道路沿いに建っています。
敷地内のインターロッキングが歩道のインターロッキングと似ているせいか、敷地内を歩行する歩行者を頻繁に見かけるのですが、このときはインターロッキングをはるかに通り越して、カーポートの中に駐車している我が家の車のすぐ横にいたのです。
我が家の土地の詳細と、それにまつわる後悔ポイントはこちらの記事をご覧ください。
パニックだったせいか、我が家の敷地に不法侵入していた人は、60代くらいのおじさんということしか覚えておりません。
不審者おじさんはなぜ我が家の敷地に?
ひらこの問いにおじさんはどう答えたかというと…。
車が見たかったんです。
え?!?!?!
よくわからない理由でした。
なぜかというと、事件当時の我が家の車は
- 7年以上経っている新車でもなんでもない車
- 外車でも珍しくもない、どこにでもある車
- あまり洗車していなかったので汚れている
- ぶつけたこともあるので傷もある
ちなみに車種は、HONDAのVEZEL(もちろん旧型)でした。
どこにでもある車ですよね。
そんな車、見たいでしょうか…?
中古車展示場のほうが良い車ありそうですよね。
・・・・・・・・・
あまりに嘘くさい理由に、あっけにとられるひらこ。
おじさんはそそくさといなくなりました。
結局、なぜ不法侵入していたのかはわかりませんでした。
車も無事で、敷地内でなにかされた形跡もありませんでした。
その後、我が家がとった行動
不安と怖さを感じたため、警察に相談することにしました。
警察署に行くよりも相談しやすく、また最寄りに交番があったため交番へ行くことに。
このような内容で警察に相談したのは初めての経験でしたが、思ったよりも親身に聴いてもらうことができ、安心しました。
良かった…。
警察での対応
警察では
- そのときの経緯
- 犯人の特徴
- ひらのすけやひらこの個人情報
等を聞かれました。
我が家周辺のパトロールを強化すると言ってくれ、相談してよかった!と思った記憶があります。
今後同じような事があった場合には、危害を加えられる恐れがあるため、話しかけずにすぐに110番してほしいと言われました。
その後我が家の近くで何度かパトカーを見かけたので、パトロールを強化してもらえてたのだと思います。
不審者事件から考える、土地や家づくりのポイント
今まではセキュリティの整っているマンションに住んでいたため、このような経験はもちろんありませんでした。
我が家のような大きな道路に面している土地は人目が気になる反面、人目が多いことがセキュリティ的には安心と思っていました。
しかし、人通りが多いからこそ、多くの人の目についてしまう家だったり、誰かが我が家を見ていても目立たない可能性もあるため、危ない部分もあるのかもしれないと考えるようになりました。
難しい!!
大きな道路はメリットでもあり、デメリットでもあるのかな。
この不審者事件から私たちが考えた
土地探しや家づくりのポイントをご紹介します!
その地域の雰囲気や治安を自分の目でチェックする
必ずしておくべきことです!
土地探しをハウスメーカー等と一緒に行っているならば、担当者に聞いておくと情報を教えてくれることもあります。近所に住んでいる知人がいれば教えてもらうこともできますよね。
その地域で不審者等が出た事件があれば、警察が情報を公開しています。エリアを設定しておくと防災アプリなどからタイムリーに把握することもできます。
このように、様々な方法で情報を収集することができますが、一番オススメするのは実際に自分たちの足で歩くことです。
事件が起きたかどうかの情報は実際に起きたことですが、人から聞く情報はその人の主観によるものなので(もちろん参考にはなりますが)自分たちが同じように感じるかどうかはわからないからです。
自分たちの目で見て、雰囲気を感じてみることです。
できれば昼だけではなく、夜も見ておくと良いですよね。明るさや人通りの多さなど、感じることができるポイントはたくさんあります。
セキュリティシステムの採用を考える
打ち合わせのなかで、セコムやアルソックなどのセキュリティシステムの採用について聞かれる場面があるかと思います。
もちろん建てたあとでも導入はできますが、建てる前の方が導入費は安くなることが多く(詳しくは確認してみてくださいね)導入するなら建てる前に決めておけると良いでしょう。
ちなみに我が家は導入しておらず、しておくべきであったかな…と少し後悔しております。
セキュリティシステムまでではないとしても、防犯カメラ等の設備を導入するのもひとつの選択肢となります。
コストと効果から必要な設備を考えていければ良いですよね。
間取りや外構の工夫を考える
間取りや外構を工夫することもできます。
- 玄関ドアを通りから見えないようにする
- 窓が通りから見えないような間取りにする
- 高い塀や柵・樹木で家の中が見えないようにする
- カーポートではなくビルトインガレージや独立ガレージを採用する
採光や間取りの関係上、希望通りにいかないこともありますので、事前に設計士さん等に相談することをオススメします。
もちろん、塀や柵を取り付けることでのコストアップも考えられますので、優先順位や目的を明確にしながら考えていけると良いですよね。
また、駐車スペースの種類に関しては、他の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
防犯は安心安全な生活の要!しっかり検討しよう
せっかくの新居での生活も、不安や怖さを感じながら生活すると楽しみもなくなってしまいます。
だからこそ、事前に考えながら土地探しや家づくりをしていくことが重要となります。
そうは言っても、もちろん予測しきれない事態も考えられますので、そのときは我が家のように警察に相談することも重要です。
以上、不審者事件から考える、土地と家づくりのポイントでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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