注文住宅において、書斎に憧れを持つ方は多いかもしれません。
この記事では、書斎の間取りを考えるにおいて、注目すべきポイントについて紹介していきます。

以下のポイントについて解説していきます!
①書斎のタイプ
②書斎の場所
③書斎の広さ
書斎のメリット・デメリットから必要性を考えてみた記事はこちら。
こちらもぜひご覧ください。
書斎のタイプ

書斎にはどんなタイプがあるかな?
完全個室型

まずは、完全個室型のタイプです。
一般的な書斎として、一番イメージしやすいタイプかもしれません。

我が家もこのタイプ!
- 集中しやすい
- オンオフの切り替えがしやすい
- web会議など音が出る仕事もしやすい
- 温度・空調を整えるためには冷暖房などの器具が必要となる
- 閉塞感がある
- ドア等の建具のコストがかかる
- 家族とのコミュニケーションが希薄になりやすい

書斎の使用頻度が高かったり、仕事をする場合に重宝!

冷暖房や建具など、コストがいちばんかかるかも。
半個室型

他の部屋とつながりを持ちながらも、ちょっとしたプライベート感があるのが半個室タイプです。
写真ではリビングのテレビ裏スペースを使っていますが、寝室に作ることもできます。
- 家族と同じ空間にいながら、プライベート感も持てる
- つながりがある部屋とほぼ同じ温度・湿度を保つことができる
- スペースが狭くても、閉塞感を感じにくい
- 集中しにくい場合がある
- つながりがある部屋に音が筒抜けになりやすい

寝室に作ると、家族の睡眠に影響が出てしまうかも?

リビングに作ると、光熱費も余計にかからないかもね。
オープン型

オープン型とは、リビング等の一角に書斎を作るような間取りです。
書斎というよりは、スタディスペースのようなイメージが近いかもしれません。
- 家族と一緒に過ごすことができる
- 書斎がある空間と同様の温度・湿度を保つことができる
- スペースが狭くても、閉塞感を感じにくい
- 家族みんなが使うスペースにしやすい
- 集中しにくい
- 音が出しにくい
- プライベート感がなくなる

子どもの勉強スペースにもしやすいかも。

うんうん、いちばん用途が広いかもしれないね。

ただ、web会議はできないかも…
書斎の場所

続いて、どこに書斎を作るかだね。
リビングの近くやリビングの中
リビングの近くや中に作る場合、家族の様子をすぐに見に来れるなど、行き来しやすい点がメリットとなります。
キッチンが近いことで、飲み物の準備がしやすいなどのメリットもあります。
作り方によりますが、家族の声が届きやすいのがデメリットとなります。
寝室の近くや寝室の中
日中に書斎を使用するなら、寝室の近くにあると静かで集中しやすいかもしれません。
一方、夜間に書斎を使う場合、家族(特に子どもがいる場合)の睡眠に影響が出てきてしまう可能性があります。
2階等の離れた場所
リビングや寝室からも離れた場所に作る場合、多くは完全個室型の書斎となります。
この場合、いちばん集中しやすく、web会議などもしやすい環境となります。
書斎の広さ

広さはどうだろう?
1畳
結論として、1畳の広さがあれば書斎を作ることは可能です。
デスクと椅子があり、パソコンとプリンター程度は十分置くことができます。
ですが、本や書類を収納するスペースは確保しにくいと考えた方が良いでしょう。
2畳
2畳の広さとなると、作業スペースだけではなく、収納スペースも十分に確保しやすくなります。
広すぎる空間ではないので、閉塞感も強くなく、自分だけのプライベートな空間として居やすい書斎を作ることができるでしょう。

我が家の書斎は1.8畳なので、おおむね2畳!!
3畳以上
3畳以上の広さがあれば、ワークスペース以外の用途として使うこともできます。
たとえば趣味のものやコレクションを飾るスペースを作ったり、休憩として休むソファ等を置くこともできるようになります。
ただし、書斎を広く作るとその分のコストアップになってしまったり、他の部屋を狭くする必要があります。
我が家の書斎の間取り

我が家の書斎を紹介します!!


ひらのすけが選んだインテリア!!
- 2階
- 寝室から離れた間取り
- 隣にトイレがある
- 窓は1つで暖房あり
- 広さは1.8畳
- 造作でデスクと収納あり

デスクの右側に収納の棚をつけてもらっています!

我が家は完全個室型の書斎にしました。
ひらのすけが休日の仕事で籠もっていても、お互いに気にせずに過ごすことができます。
また、寝室からも離れているため、夜間ちびひらが寝てから書斎を使うこともできます。

ただ、子ども部屋と隣り合っているので、今後はわかりません…
更に、2階のトイレと隣り合っているので、トイレに行きやすい間取りになっています。

丸一日の勉強会のときは重宝しました!
ひらのすけはそこまで本が多くないため、造作の本棚で十分足りています。

夏は暑いかな…
我が家は北国で、エアコンはリビングに1つのみです。
夏の暑い時期は2階なのでより暑くなりますが、それは仕方ない…。
扇風機を使用しています。
冬はやはりかなり寒いので、書斎にも小さい暖房(パネルヒーター)があります。

今のところはおおむね満足しているよね!!

うん、そうだね。
書斎の間取りはさまざま!決めるためには目的を明確に!
この記事で紹介したように、書斎の間取りは様々です。
どのような書斎にするかを考えるうえで、1番大切なのは、目的や用途を明確にすることです。
- いつ使う?
- 誰が使う?
- 何をする?
- どんな風に使う?
web会議をはじめとするリモートワークを行う場所であれば、完全個室の書斎が望ましいですよね。
家族みんなで使えるワークスペースにするならば、オープン型の書斎の方が使い勝手が良いかもしれません。
このように、目的をしっかりと明確にしておくことで、自ずと「どのような書斎が我が家にはベストなのか」がはっきりしてくるでしょう。

もちろん、ライフスタイルは変わります。

だからこそ、できる限りの予想をしながら、しっかり考えておくことが大切!

後悔のない書斎にしましょう!
書斎に必須!コンセントについての記事はこちら。
我が家の書斎はトイレの近く。
トイレについての記事はこちら。
書斎を作るうえでの、後悔しないためのポイントについての記事はこちら。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント